コラム |
2022.01.03 | プロジェクトコース休止の本当の理由 |
2021.11.14 | 大事なのはお客様目線です |
2021.03.31 | 信用を獲得する仕掛け@「お客様の声」 |
2021.02.16 | お客様の現状維持バイアスを無効化する |
2021.01.22 | チラシの反応率 |
2020.12.03 | チラシは誰にでも作れる? |
2020.09.09 | 屋号について |
2020.09.08 | チラシで伝えることは1つだけ |
2020.08.29 | チラシコンテンツで最も大事なこと |
プロジェクトコ-ス休止の本当の理由 |
2022.01.03 |
只今プロジェクトコースを休止中です。その理由は、仕事が忙しくなり時間がとりにくくなったこともありますが、なんとなく気が乗らなかったからです。 いろいろな原因がありますが、よくよく考えてみると、私がご依頼者様の代弁をして、その商品の良さをお伝えするという立ち位置になると、客観的な見方をするのが難しくなり、結果的に肝心の「効果」の方がどうであったのか懐疑的だからです。 ご自身で何か文章を作ったり情報発信をするのが苦手な方にとっては、想いを具現化する作業はそれはそれで意味のあることだとは思うのですが、チラシの役割は「人を動かす」ことなので、購買者側の気持ちに沿った客観的な見方の方が重要になります。 製作側に複数の人員がいる場合は「お客様の考えを代弁する役」と「購買者側の心理に沿った構成を考える役」を分業することができるのですが、あいにく1人しかいないためすべてをこなさなくてはなりません。 残念ながら一度お客様側の立場に寄り添ってしまうと元の部外者の心理には戻れなくなってしまうのです。そればただ単に私の能力のレベルなのかもしれません。(他の方なら二役をこなせるのかもしれません) どうしても自分で文章を作れないという方がおられましたらプロジェクトプランの製作はお受けすることもあるのですが、上述したような理由があり、あまりお勧めはできません。 ここでもう1つお伝えしたいことがあるのですが、さきほど「発信者側に寄り添いすぎると購買者側の心理が見えづらくなる」というようなことを申しましたが「発信者側」はもしかしたら、本当に購買者側の心理を理解するのは難しいのではないか?と思います。 (私が)一時的に深く発信者側になりきるだけで購買者目線が難しくなるのであれば、常に自分の商品と向き合い、自分の商品を愛し続けている販売者側(お客様)はもはやまったく購買者側の心理など理解できないのではないだろうかとも想像します。 その商品の何がいいの?と斜に構えて見ている購買者側の考えが理解できていないと、反応のあるチラシ製作は難しくなります。 |
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大事なのはお客様目線です |
2021.11.14 |
いろいろな事業を展開しているのですが、チラシ製作は多い時期もあればあまりない時期もあり、力の入れ方にバラつきがあります。最近県外のお客様のご依頼が増え、意外とデザイン性を認めていただけているのだろうかと思い、少し自信をつけて、力を入れなおしています。 業界の私からすれば当たり前のことなのですが、あいかわらず、チラシリテラシーを説く人もおらず、学校教育でチラシのことを教えることもないので、一般の方のチラシデザインの認識は、ずっと昔から変わっていないように感じます。なので、いまさら言うことでもないと思っている私の常識をあえてここで書こうかと思いました。 一般の方々のリテラシーは変わることがないのに、ユーザーの情報処理の仕方が変わっているので、それに合わせないとチラシの反応を得ることはますます難しくなっていきます。 ではどのように合わせれば良いかというと、一言でいえば完全お客様目線です。そのお客様は好意的に日頃商品を買っていただいているお客様のことではなく、「そんなものいらない」「余計な物は買いたくない」「チラシを見る時間が無駄だ」と考えているアンチなお客様のことを指します。 こういったターゲットとして構成しているくらいがちょうど良いと考えています。その無関心な方の心を掴み、懐疑心を払拭させて、行動を起こさせるという視点で考えてください。そのお客様はあなたの商品に関心はないし興味はないのです。できれば関わりたくないと考えています。 しかし人は基本的に買い物が好きです。何かに依存すると安心感が生まれます。それをぜひ買いたい! と思わせるにはどうすればいいでしょうか。 私がいつもやていいることなのですが、この部分の戦略を立てるとき、自分がアンチなお客様になつたつもりで考えます。「そんな商品は買いたくない」と思う私が何を見せてくれたら、何を言われたら心が動くのか? ぜひそういう視点でチラシコンテンツを考えてみていただくことをお勧めします。 |
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信用を獲得する仕掛け@お客様の声 |
2021.03.31 |
失敗したくないという心理がブレーキをかける チラシで購買を決定するシーンでは「紹介者」とか、(その業者との)共通の知り合いがいない状態です。お客様はそのチラシだけで、"信用できるかどうか"を判断しなくてはなりません。なんか良さそうなんだけど、本当はどうなの? という不安は少なからずあるはずです。誰でも買い物で失敗はしたくありません。まして、高額なものや、買い替えが効かない商品は、どうしても慎重になります。そこで有効なのが「お客様の声」です。 他人の体験談を聞ける お客様の声はすでにその商品・サービスを購入した方の感想が書かれています。その内容から、自分がその商品を買ったらどうなるのか、疑似的に推測ができます。 他の人も買っているという安心感 また、自分以外にもその商品を買っている人がいるという安心感もあります。通販のサイトで、わざわざレビューを載せている理由はそこにあります。 第三者の意見は信用できる ツイッターやフェイスブックなどで、「この商品がいい」という声で、店舗の棚から商品が消えることがあります。それほど第三者の声は影響力があります。 販売している側の者がいくら「この商品オススメですよ!」と言っても、すぐには信用しないのに、第三者の声はすんなり信用する、これは、第三者の声の人物は自分側の立場にあるので、利害が一致しているからです。 チラシにはどのように載せる? ホームページであれば、いくらでも載せられるのですが、チラシは面積が限られています。大きいものを1件、ボリュームかせ薄いものは3件くらい掲載しましょう。できれば実名で顔出しが説得力があります。 「お客様の声集」を別途作るのもお勧め チラシには数件しか載せられませんが、余力があれば「お客様の声集」という別冊を作り、営業先で配ることをオススメします。自作で作ってプリンターで出力したもので構いません。お客様の声は最強の営業ツールです。 |
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お客様の現状維持バイアスを無効化 |
2021.02.16 |
現状維持バイアスとは たとえそれが有益であるとしても、今まで経験したことがない、よくわからないものを受け入れることに抵抗を感じ、現状の状態に固執してしまう状態のことを言います。行動を起こして変化を体験するよりも、現状を維持する方が居心地が良いと感じるのです。 購買決定意思を妨げる お客様が購入を決定する際、自分の中で「買う」か「買わない」か葛藤があります。誰にでも経験があると思いますが、その商品を買うか買わないか、ものすごく悩むことがありますよね。さんざん悩んだ挙句、結局何も行動を起こさない、そんなことはよくあります。 よくわからないときは行動しない方がまし チラシを見てちょっとその気になったけれど、何か釈然とせず、検討することをやめてしまう。その理由として考えられるのが、 ・わかりにくい ・情報が多すぎる ・今行動を起こす理由が見つからない ・決定的なものがない …など どうすれば行動を起こしやすくなる? ・シンプルでわかりやすい説明 ・情報を整理して、余計なことは書かない ・ズバリ、お客様の心をがっちり掴む ・信用してもらう根拠を簡潔に書く ・今すぐに行動を起こさなければいけない理由を作る |
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チラシの反応率 |
2021.01.22 |
チラシの反応率とは? チラシの反応率とは、チラシを配布した際に配った枚数の中で、何人の人から連絡があったか、その割合のことを言います。 実際どれくらいあるの? 一般的には0.01〜0.3%と言われています。ただ、サービス内容によっては反響が出やすいものと、出にくいものがあるため、平均値はサービスによって異なります。スーパーのチラシなどは1%と言われており、住宅の販売チラシは0.01%と言われています。商材の価格や流通の量に相関関係がありそうです。 リフォームのチラシは? リフォームのチラシは0.02%と言われています。1万枚で2件の問い合わせがくる計算になります。 0%って実際あるの? 私の知人から聞いた話ですが、学習塾のチラシを作って、数万枚配って1件も来なかったと聞いたことがあります。今はもうそんな楽観視されている方はいないと思いますが、とくかくなんでもいいから作って配れば数人来るだろうと考えている方もおられます。手配りで、配布者の説明付きならフォローができますが、折り込みチラシは配りっぱなしでチラシのデザイン任せになります。 |
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チラシは誰にでも作れる? |
2020.12.03 |
チラシは誰にでも簡単に作れる? チラシは日常に溢れているため「誰にでも作れそう」と、勘違いしておられる方が多いです。確かに少しパソコンのスキルのある方なら簡単にチラシは作れます。検索していると、とある仕事依頼サイトのチラシデザインを拝見しましたが、確かにチラシっぽいデザインで、ぱっと見た目はキレイです。ただそれは「キレイなチラシ」であって、商品を売ろう!という力は弱いものばかりでした。便利だから、とか安いからという理由で、こういったところに仕事を依頼されている方も多いのだろうなと思うと、複雑な気持ちになります。 キレイなチラシと売れるチラシは違う! デザインを専門にしている方でも、多くの人は「売れるチラシ」の作り方を知りません。実際に、私はとある印刷会社でチラシを大量に作っていましたが「売れるチラシづくり」については一切教育や指摘はされませんでした。なんとなくキレイなデザインを作れば良かったのです。あとはお客様の指摘によってタイトルを直したり、魅力を増すようなし掛けをしていました。そのお客様も「売れるチラシ」づくりの専門家ではないので、常に手探りです。 デザインを作ることと反応のある内容を構成する作業は別物です デザイナーさんは売れるチラシを作れると思っている方が多いのですが、デザイナーさんは「デザインを作るだけ」です。ですからむやみにチラシ製作を依頼するのは危険だと思います。 私も最初は無力でした 人を動かして商品を買うようにする仕掛けは「マーケティング」によって学べます。私はずっと勉強することを避けていたのですが、いいかげん真面目にやらないと、このまま多くの方を失望させてしまうと思い、5年ほど前に集中してマーケティングについて勉強しました。 購買心理に沿った仕掛けづくり マーケティングを学んでいくと、人の行動の心理に沿った仕掛けを意図的に盛り込むことが大事なのだとわかりました。意外と人間は単純でパターン化されたきっかけで行動を起こします。あまりにも無意識なので、どうして行動しているのか、誰も気が付いていません。売れるチラシの傾向は時代とともに変わるのですが、人間のクセはある程度決まっています。人の行動心理を意識して構成することが「売れるチラシ」づくりのポイントだと考えています。 |
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屋号について |
2020.09.09 |
企業名・会社名はその会社の名前で、経営者の好きな名前で問題ありません。少し硬い、堅実そうな名前が好印象を持たれるかもしれません。 さて、チラシのお問合せ情報にある「屋号」なのですが、会社名がそのまま違和感なく使えれば良いのですが、チラシとなると考慮するべき点がいくつかあります。 英語の企業名の場合 当事業所「DREAMSTRATEGY.」のようにカッコよさで英語を付けたものの、意外に英語を読めない人は多いです。一般の方をターゲットにするチラシでは、英語表記はできるだけ避けることをオススメします。これを「ドリームストラテジー」と、ちゃんとカタカナに置き換えることをオススメします。 商品名を連想できない企業名の場合 例えば、食品関係の商材を売ろうとしているのに、企業名が(例)「株式会社インサイト」など、食品を連想できない名前である場合、思い切って屋号を作ることをオススメします。当サイトの屋号「インパクト」のように、その商品に沿ったネーミングにすると、理解されやすくなります。 |
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チラシで伝えることは1つだけ |
2020.09.08 |
チラシに盛り込む内容は1つだけというルールについてご説明します。 スーパーのチラシはたくさんの商品がありますが、あれは商品カタログのようなものなので別物とお考え下さい。 何かサービスを訴求するとき、そのサービスの方向性に沿ったもののみに絞ってください。できれば、本当に1つだけにした方が良いです。理由は「一度に理解できる情報に限界があるから」です。 そもそもチラシのポジションは興味を持っていない人のところに情報を届けることです。興味がないのですから、そんなに注意してしっかりと見てくれません。1つの情報すらしっかりと届けるのが難しいのに、2つ3つと盛り込まれると、見る方は訳が分からなくなります。傍にあなたがいればフォローできますが、「?…なんだ、よくわかんない。めんどくさい」とそのチラシは手から離れ、そのうちに捨てられてしまいます。 情報が溢れる現代、よくわからないチラシを一生懸命に読まなくても、必要な情報はネットで隙間時間に探せる便利な時代です。 お客様がしっかりと理解できる「お客様ファースト」な情報提供を心掛けてください。 |
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チラシコンテンツで最も大事なこと |
2020.08.29 |
コンテンツで大事な要素はたくさんありますが、あえて1つをピックUPするならば、キャッチコピー・タイトル中にターゲットが求める言葉(キーワード)が含まれているかということです。 その商品のメリットによって享受できるもの(旨味)をタイトルに盛り込めていますか? お客様が求めるものはその商品ではなく、その商品を利用することによって生まれる快楽や危険.苦痛からの回避です。その部分が一番欲しいのです。 一番の旨味の部分を長文の文中や下の方に謙虚にこっそりと書いたりしていませんか? こっそり書いてある部分は誰も気が付きません。メリットがあることに気が付かなければそこまで読んでいただけないのです。ちゃんと読んで理解してもらいたいのであれば、旨味の部分をドドーンとタイトル部分に書くべきです。 日本人は特に「奥ゆかしさ」を大事にする民族です。そのせいで広告作りの際、ついついいつもどおり「良い部分」を謙虚がちに伝えてしまいます。 チラシはそもそもターゲットの手元に紛れ込むように届く媒体です。そもそもが見てくれる可能性の極めて低い媒体なのです。タイトル部分や目立つ場所に、謙虚で遠回しな上品な言葉が並んでいても特に興味を得ることができません。 とにかく相手に「メリット」を伝えるキャッチコピーを心掛けてください。 |
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